おかの針療院について
おかの針療院に興味を持って頂きありがとうございます。
私は院長を務めます、岡野聡(おかのさとし)と申します。
2017年10月にこの施術所を開設し、今は2023年12月ですので6年を過ぎました。
元々はこの施術所の近くのスポーツクラブ内にあった治療院に務めていてそこから独立して今に至ります。
そこでは約10年務めました。
勤めていた頃はスポーツクラブの会員の方を中心に診させて頂いておりました。首、肩、腰、股関節、膝、足首などの関節や筋肉などの痛みをとることが中心の施術が多かったように思います。
ですので肩こり、腰痛などで「マッサージに行こうかな?」という時の症状は当院で対応できます。あん摩マッサージ指圧師の免許を所持しておりますのでマッサージでの対応も可能です。「針治療やったことないから試してみようかな?」という場合、5分針療(1,500円)があります。こちらを試して頂くと効率的に症状にアプローチすることが可能です。
開業してからはその頃と少し違った感じの方々にも来て頂いております。
デスクワークなどで同じ姿勢を続けることによる筋肉の強張りや仕事や人間関係がストレスとなり、それが引き金となって不眠、倦怠感、気分の落ち込みなどの症状に悩まれる方々です。
このような悩みを抱える方のために2024年1月より【頭皮はり通電治療】(4,000円)を開始します。
週に1回こちらの治療を受けて頂き、8週連続で受けていただくと症状の改善が有意にみられたという臨床研究の結果があります。ぜひお試しいただくと幸いです。
【頭皮はり通電治療】に関して、詳しくはこちらをご覧ください。
日常というのは過酷なものです。
過酷な日常によって体の感覚が気づかぬあいだに狂います。「疲労感」や「こり感」は体の感覚が狂ってきた際の注意信号として捉えて頂いた方がいいでしょう。
「そんな大袈裟な」って思いますよね?私も以前は疲れやこりの感覚についてそこまで気をつけてはいませんでした。
しかし、みなさん、思い出してみてください。
元気なときは気にならないことに対して、疲れてるとなぜかイラッとすることありますよね?これは疲れによって、ストレスに対して元気な頃よりも敏感に反応してしまう方向に感覚が狂っているからでしょう。
他の例を挙げてみます。
疲れてくると肩や背中にコリを感じるようになります。そんな時にマッサージをしてもらったとして、コリを感じないところよりもコリを感じるところをより強く押して欲しい、と思いますよね?これはコリを感じるところの感覚が鈍感になる方向に感覚が狂っているからでしょう。
このように例を挙げればキリがないのですが、疲れやコリによって心身の感覚は簡単に狂います。
ただし、狂ってしまったとしても毎日ちゃんとぐっすり眠れていて、ご飯が美味しく食べられて、お通じが良い状態であれば次の日には狂った感覚は元に戻ってくれます。
しかし、睡眠、食事、お通じのいずれかが良くない状態になると疲れやコリを体のどこかしらに常に感じ続ける状態になります。これは体や心に非常によくないです。今までは気にならなかったことにいちいちイライラするようになったり、コリ感を常に感じる状態になるので仕事の能率も悪化します。病院へ行っても特に異常はない、と言われるがこのままだと本当に病気になってしまうかも?と不安に感じる方はこういう状態であることが多いと思います。
この場合、疲れとコリによって狂った感覚を元にもどす目的で当院では針治療を行います。
狂った感覚が戻し、睡眠や食事やお通じの状態を改善させることにより、お一人お一人の心身の悩みを解消させる方向に治療計画を立てていきます。
過酷な日常生活に適応できるだけの心身のコンディションを整えるためにおかの針療院はあります。
疲れやコリを常に感じてつらい、もっと元気に楽しく生活していきたい、という方には心身を整える標準針療(9500円)がおすすめです。
ぐっすり眠れて、ご飯を美味しく食べられて、お通じに悩まない、この3つが揃っていれば人生の中のちょっときつい時期も乗り越えられると思います。
この3つを実現し続けるためにおかの針療院をぜひ活用して頂ければと思っています。
なぜ針だけなのか?
鍼灸院、鍼灸マッサージ院、鍼灸接骨院など「鍼灸」と名のつく施術所は色々ありますが「鍼のみ」、ましてや「鍼」ではなく「針」という漢字で「針専門の施術所」は非常に数少ないと思います。
とはいえ、私自身ははり師だけでなくきゅう師、あん摩マッサージ指圧師、実は調理師の免許も持っていますし、お灸やマッサージをご希望の方にはちゃんとお灸もマッサージもやりますのでご安心ください!
まずは「鍼」ではなく「針」の字を選んだ理由は「一般の方々に馴染みのある字を使った方がはり治療に親しんでもらえるのではないか?」と考えたからです。
はり師という資格は701年の大宝律令の時に既に記載があります。
今から1300年以上前からある医療を担うはりという施術が現在、世界の医学界では非常に注目されています。
中国、韓国では医師と同等の資格である中医師や韓医師の免許があり、彼らは鍼灸そして生薬の処方までこなします。
米国、カナダ、オーストラリア、英国などではドライニードリングという名称を使い、病院やクリニックなどの医療機関で理学療法士やカイロプラクターがはり治療を行なっています。
日本ではどうでしょう?
はり治療はあまり馴染みがありませんよね?
昔は日本でも医療の第一線で活躍していたはり治療はきっと現代でも、そしてこれからの時代でも皆さんの健康に寄与するかけがえのない施術の一つになり得ますし、そうなった方がきっと救われる人が少なからずいるだろうと私は思っています。
なぜならば、「もっと早くはり治療に出会っていればよかった」という言葉を当院で初めてはり治療を受けた方々から聞くからです。
現代の医療は偉大です。
各種の感染症、急性疾患、悪性腫瘍に対しても糖尿病などの慢性疾患に対しても素晴らしい対処法が確立されています。はり治療では決してできないことが現代医療では可能で、日々さらに進歩し続けています。
そのおかげで私たちの寿命は伸び、健康に生きられる時間が増えています。
しかし、現代医療では対応しきれないところもあります。
そこを「はり治療でフォローできるのではないか?」と私は考えています。
例えば、高齢になると胃腸の働きが低下していきます。
そうすると口から投与する薬の成分が胃腸で吸収しづらくなり、薬が効きづらくなっていきます。
そこではり治療をすると胃腸の働きが活性化されて薬が効きやすくなるのです。
または人生の終末期、体がつらさ、気持ちの寂しさに対して、手を握って寄り添うことしかできないかもしれません。しかし手を握るだけでなく、はり治療があれば体のつらさを緩めて、気持ちの寂しさに対してもっと深く寄り添うことができます。
もちろんこれらのことははりだけでなくきゅうでもあん摩マッサージ指圧でも可能かもしれません。
私が最も得意なのが「はり」であり、世界的にも科学的研究が進んでいるのも「はり」であり、日本であまり認知されていないのも「はり」です。
ならば、「日本に世界で注目されているはり治療を普及させるためにやれることを全部やりたい」私はそう思っています。
ですので2022年1月から新たに「5分針療」というメニューを作りました。
はり治療の特徴の一つは即効性です。
1本打った瞬間効果が現れます。
その特徴を活かして短時間で効果が感じられることを皆様に知ってもらえればはり治療がどういうものか体で理解してどういう時にはり治療を受けると良いかがお分かり頂けるのではないか、と考えました。
まずははり治療の入り口としての役割をおかの針療院が担っていきたい。
そういう思いが当院の「針療院」という名称には込められています。
予約からご来院までの流れ
以下のボタンよりご希望のメニューと日時を選択し、必要事項を入力頂き送信して下さい。
確認メールが届きます。予約内容に間違いはないかご確認の程お願い致します。
ご予約頂いた時間にお待ちしております。
ご来院から施術、施術からお帰りまでの流れ(標準針療の場合)
ご来院いただきましたらその日の流れをはじめにご案内致します。
問診票に必要事項をご記入頂きます。
問診票に基づいて問診をおこないます。お悩みの症状に関することの他に、睡眠の質や時間、お通じの悩みのあるなし、食欲のあるなしなども伺います。
待合室から施術室に移って頂き施術着にお着替え頂きます。
着替えが終わりましたら診察と各種の検査をおこないます。脈診、腹診、背診、各種徒手検査などをおこない体がどういう状態かを確認していきます。
はじめに施術方針をお話しさせて頂き、その方針に基づいて施術していきます。通常は最初はうつ伏せから、次に仰向けで施術をおこないますが、症状や体質などによって臨機応変に対応致します。
施術後、施術前の体とくらべてどう変化したかを確認していきます。それによってお悩みの症状を改善させるためにどれくらいのペースで何回施術するのが適当かの目処が立ちます。
お着替えが終わりましたら待合室に移って頂き、お会計となります。お支払いは現金、クレジットカード、各種キャッシュレス決済もご利用頂けます。
ご来院から施術、施術からお帰りまでの流れ
(首・腹・腰限定 5分針療の場合)
ご予約時間に当院へご来院いただきます。
首、腹、腰のどの辺りがどんな感じでつらいのか確認させて頂きます。
施術用の針を選択します。
施術で使用する針は全てステンレス製の使い捨ての針です。
施術室に移り、ベッドにうつ伏せになって頂きます。(腹の施術の場合は仰向け)
首の施術の場合は首の後ろ側が見えるように、腰の施術の場合は腰の上部が見えるように上着を上げて状態に、そして臀部の上部の施術を腰の場合は含みますので下着も下げて頂きます。
腹の施術の場合はお腹全体が見えるよう、衣類を捲って頂きます。
どのツボに針刺激をおこなうかを触診で確認していきます。
確認するツボは以下の図の通りです。
施術する部位を消毒します。
ツボに針刺激をしていきます。
針を抜きます。
以上で針の施術は終了です。
衣服を整えて頂き、待合室に移動します。
お支払いは現金、クレジットカード、各種キャッシュレス決済が可能です。
施術後の過ごし方および当院を今後どのように活用して頂くとより快適な日常が過ごせるようになるかをご提案させて頂きます。
2回目以降はご来院頂きましたら前回の施術後の様子について伺います。
使用する針を選択して頂いた後、すぐに施術に入りますのでご来院からお帰りまで10分以内で収まるでしょう。